クリプトアセット・DLT業界の個人的予測

  • 2019.02.19
  • DLT
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私のポジションが独特すぎるので共感を増やす目的でクリプトアセットDLT業界の個人的予測を書きます。

Bitcoin

アセットとしては一人勝ち。(クリプトアセットの中でトップという意味なので価格が上がると同義ではない)

Proof of Workは持続可能性がないが、ビットコインに関しては信奉者というか共感者が多く、規模は縮小するにしてもある程度ハッシュレートの持続可能性はあるかもしれない。

Lightning Networkみたいなものに天才が集まって壮大なセカンドレイヤー実験とかしていく場になりそう。セカンドレイヤーは面白い。

技術的にはファーストレイヤー単独では使い物にならない。化石。

異論の余地ができないほど、ハードフォークが起きえないほどファーストレイヤーをシンプルに保つと考えるとそれはそれで正しい。

Bitcoin Cash系

ABCとSV別れてから一切追ってないのでよくわかりません。

Ethereum

DAppsプラットフォームとしての本来の目的は達成されないと予想。そこはEOSに負けそう。

アップデート不可能なスマートコントラクトは経済学的に交渉コスト∞の不完備契約にしかなりえない。

じゃあ何に使うかとなると、Plasmaのハブ的な使い方だったり天才が集まって壮大な実験する場所になりそう。

技術的には、ビジネスには使いづらく、趣味として面白い。

NEM

簡単に使えるので、技術的には使いやすい。不完備契約になることもない。

学習コストやオペレーションコストも低いので、プライベート・コンソーシアムではできないことをやりたいエンタープライズとか、そういうのに向いてる。

技術者でなくても簡単に使えるのがいいところ。

ただ完全に自由な分散システム作るには限界があるのでそのへんはCosmosに任せるしか無い。

逆に簡単すぎてマニアック、オタクな人(ほめ言葉)にはつまらないかもしれない。NEM2になってこれが変わるかどうか。

Ripple

XRPの投資対象としてのフェアネスは、フェアと思う人はそれでいいと思う。

技術的には、銀行のようなかたいところが使えるのはこういうのしかない。

EOS

DAppsプラットフォームとしてはEthereumからその役目を奪うと思う。GAS代はデプロイ側負担なのが大きい。

ただ、秘密鍵持ってないと使えないアプリとかは今後もマスアダプションは難しいのでそのへんは考える余地があると思う。

EOSに限らずDAppsすべてに言えることだが、アイデンティティーを個人の手に取り戻すというのは自由主義的な聞こえはいいけど、技術的にはユーザーの管理負担を増やすと言っているにすぎないただのトレードオフだから。

Cosmos

ミドルウェアプロトコルといいますか、公共性の強い分散システムはDAppsからその役目を奪うと思う。

Tendermintレッジャーをオンチェーンガバナンスでアップデートすれば不完備契約になることがないため。

DEXも、DEX用Tendermintレッジャー作って板情報共有してやってくのが一番綺麗。

NEMのようにアセット発行すぐできるレッジャーがネットワークに参加しないと使いづらい。BitcoinサイドチェーンのLiquidがその役目してもいい。

BitcoinサイドチェーンとCosmosの境目はなくなっていくと思う。

Cosmos Hub

後述するPolkadotと寡占になり、独占的にはならなさそう。

Polkadot

遠い目で見ればCosmos HubとつながるSubstrateがいずれでてくるんじゃないか。

匿名トランザクション系

どれもセカンドレイヤーとしての筋のほうが良さそう。

形式検証系

スマートコントラクト系の正当進化で、不完備性を技術で潰す感じで筋が悪いとは言い切れない。

でもeWASMにコンパイルできる関数型言語作ってそれethermintにデプロイするほうが早い説もあるので要検証。

おわりに

異論は認めます。

独特のポジションとよく言われるのでこのブログ英語版作ったら面白いと思ってきたけど、どうしようか…

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