2019年6月8日、福岡にてnodefukuoka登壇してきました。
会場はLINE福岡。
ここでしてきた発表の概要を書き起こしておきます。
1929年世界恐慌まではビルトイン・スタビライザーを信じた自由放任経済だったわけですが世界恐慌で行き詰まり、ケインズが登場するわけですね。
ですが次はスタグフレーションに苦しみ、マネタリズムの台頭を招きます。
ルーカス批判により統計学・計量経済学的にもケインズ経済学は苦しい立場に。
しかし、全世界の全員が同じ効用関数をもつという「代表的個人」という無理な仮定が、数学モデルを解くためにおかれ、そのもとで経済分析がなされている状況。世界はスタグフレーションではなくデフレに苦しむ。
デフレに対する各論の登場。
MMTは経済学の三流ですと。
いわゆるポストケインジアンはルーカス批判に弱いケインズ経済学を受け継いできた。
しかしながらMMTは二流にはない良いものも持っている。一流と共通部分あり。(そもそも一流を決める経済学の主流派が間違っている可能性もある)
概要どころかほぼ全容話しちゃった。