「NEMは手数料任意制をやめるべき」への反響

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昨日の記事、かなりの反響をいただきました。

NEMは手数料任意制をやめるべき

反応の何パターンかをご紹介します。今後の議論への出発点になれば良いですね。

手数料任意制は、自由市場と同じで、個々人の効用をもとに最適な資源配分が達成される

これは、「おまけ」部分に詳しく目を通していただいていないのでは?と思います。

再び同じことを書きますが、最適な資源配分が達成されるのは「フルブロックが常態化」しているときのみであり、それを前提としたくないのであれば供給曲線の傾きが非正であることに注意すべきかと思います。

手数料固定制は、共産主義と同じ

まったく「おまけ」部分に目を通していただいていないのでは?と思います。

フルブロック常態を前提とするBTCには、必要ないだろう

まさにおっしゃる通りだと思います。


ただ僕はチェーン間の競争により、各チェーンがスケーラビリティ問題に適切に対処しつづけたあと、それでもフルブロックが常態化するのはなかなかないのではないか、と考えています。

というのも、フルブロック化していくにつれてそのチェーンを使う効用が低減していくわけですから、パレート最適なユーザー配置というのが、ユーザーの多いほうから少ないほうへ流れていくからです。

手数料の固定水準を変更するたびにHFするのは非現実的では?

これは完全に任意(0~)でない任意(指定された最低額~)な手数料の時も起こるのではないでしょうか?

 


なのでこれを言うならBTCのように完全に任意(0~)にすることが可能性として浮上しますが、それは

「NEMはフルブロックが常態化する」ことを前提としなければ機能しません。

つい最近までゼロハーベストがあったようなまだまだ発展途上のNEMにこの前提が通用するのか?ぼくはしないと思いますね。


なのでこのアイデアも大いにありだと思います。

どうやって固定の水準を決めるの?

不可能ではないです。

ただ、

これはまさにその通りで、技術的な課題はまだまだ残されているとも思われます。

ですが、先ほども言いました通り完全に任意(0~)でないかぎり任意(指定された最低額~)でも直面する問題なので、これから発展させていく余地があるように思います。

結構、技術的な方面での問題の指摘をいただきましたが、経済学的なインセンティブ設計のほうでは指摘をいただいていません。

技術的なことを除いて経済学的には固定制のほうが優れていると思います。

経済学的にダメなら放棄すべき考えですが、技術が問題なので、技術を発展させていく方向の話も浮かんでくれたらいいなとぼんやりと思っています。

 


非常にわかりやすいまとめです。
あと最後に。。。これはNEMへの提案であってほかの通貨は考慮しておりません。

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