ちけっとピアツーピアの図解

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ちけっとピアツーピアの解説

↑こちらを読んだことのある方向けの記事です。

 

上記記事では日本語で長々と説明しましたが、難しくよくわからないという声がちらほら見受けられるので、

  • 厳密な論文調の解説
  • 図解を混ぜた簡単な解説

をしようと思い、まず後者を書きます。それがこの記事です。

 

ここに転売屋がいるとします。悪い顔してますね。

 

1.チケットの秘匿

先日の記事の通り、転売屋は有効な在庫が存在することを証明することができません

なぜならチケットを公開した時点で無効化されうるからですね。

なので、二次購入を使用としている人はこう思います。

怪しさをリスクと感じ、購入を回避します。

まずこれが転売防止の第一の効果です。

2.セルフ通報

買う人が出てきました。

すると転売屋はもちろん30000円を儲けられますよね。

しかしながらちけっとピアツーピアの場合、転売屋にはさらに「セルフ通報をしてさらに1000円を儲けるかどうか」という選択をすることができます。

で、転売屋はセルフ通報してさらに1000円儲ける選択をしたとしましょう。

二次購入者は地獄をみることになりますね。

 

ここで、もちろんですが繰り返しゲームの説明をした通り、

こういう可能性もあり得ます。

しかしですね、

この判断は転売屋の主観に依存しており、二次購入者にとってリスクでなくなるというわけにはいかないんですね。

これが転売防止の第二の効果です。

3.二次購入者の通報

当然ながら運営に関わる人であったり、正義感強かったりする人は、みずから買って通報するという行動を起こすこともあり得ますよね。

これは簡単だと思います。

これが転売防止の第三の効果です。

 

ただしもう一度言いますがこの第三の効果は「Paypalのように振り込み差し止めが可能な場合のみ」に限られます。ヤフオクなど、異議を申し立てたとしても自動で振り込みが完了してしまう場合、30000円が転売屋の手にわたってしまいますね。転売通報ではこの場合1000しか儲けられないのに、です。

そして転売通報の報酬が30001円だった場合、買ってはセルフ通報して買ってはセルフ通報をして、、、で無限に金を稼げてしまうので、転売通報報酬は必ず30000円を下回らなければなりません。ということは、振り込み差し止めがないとダメ、ということです。

 

まとめ

これら3つの転売防止効果があります。

インセンティブ構造に関してはこれでよくわかったのではないかと思います。

ブロックチェーンをどう使ってるのかの話では、


このツイートが非常にわかりやすいのでご覧ください。

 

また、リスク回避度をつけた効用関数からナッシュ均衡を求める論文調の記事もそのうち公開したいと思ってます。お待ちください~。

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