クローズドコミュニティの合理性

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ブロガーズギルドとか、ネムラボとか、discordつかったコミュニティが流行りつつありますね。

これらクローズドコミュニティの合理性を経済学の観点から分析しましょう!

オープンであることの問題

まずなんでオープンじゃだめなのか?一緒に考えましょう。

今日一番笑ったツイートです。

名指しでぶん殴られてます。かわいそうに。。。

 

ツイッターみたいなSNSを例にとると少しややこしいですが、BLOGOSとか、そのへんイメージしてみてください。

BLOGOS

けっこう議論荒れてますよね?w

荒れにくい議論展開している人なかなかいないですよね。

 

なぜこういうことがおこるかというと、殴りかかったり、荒れる議論展開することに発生するコストがゼロだからです。

単純。

 

 

そこでさらに、「質の悪いもの」と「質の良いもの」を選別するための情報がなく(情報の非対称性)、一律に扱う場合、質の悪いものだけが生き残るという逆選抜が起こるからです。

逆選抜が少し難しいのでウィキペディアにもある中古車市場の例で説明します。

中古車市場の例

中古車を買いたいとします。

中古車の質は様々で、ジャンク寸前みたいなものから、良く動くものまであります。

誰でも、ジャンク寸前みたいな中古車と、良く動く中古車どちらかを同じ値段でかうとしたら、絶対よく動く方選びますよね。

見方を変えれば、ジャンク品みたいな中古車を買うなら、良く動く中古車を買うときの値段よりずっと低い値段で買いますよね。

買う人が「ジャンク寸前」か「良く動く」かをうまく選別できれば、このように価格に応じて何の問題もなく買うはずです。

選別できない場合

一方、買う人が「ジャンク寸前」か「良く動く」かを知ることができない場合を考えてみましょう。

選別できないため、ジャンク寸前と良く動くもの分け隔てなく、一律の値段で、買うか買わないかをきめなくてはなりません。

で、もしジャンク寸前にあたると大損するため、設定する一律の値段は「良く動く中古車に払ってもいい値段」よりも低くなります。

そうなると中古車を売る側は、提示された一律の値段で良く動く方を売ってしまうと、利益がでなくなるので、売りたがりません。

結果としてジャンク寸前だけが残るようになります。

レモン市場とも言います。

BLOGOSの例

BLOGOSは誰でもコメントできます。登録する際に、暴言吐く人かどうかとか、論理的な議論ができる人かとか、そんな選別はありません。

そんな中で論理的な考えができる人は、やっても面倒なコメントが返ってくるだけなので、そんなところでコメントを投稿したりしなくなります。

結果として、質の低いコメントをする人だけが生き残ります。

 

クローズドコミュニティの場合

クローズドコミュニティの場合、簡単です。質の悪いアカウントをBANすることによって環境が保たれるため、質の良い人が離れていくことがありません。

なので逆選択の観点からみればクローズドコミュニティは合理的です。

独裁化

クローズドコミュニティの問題としてよく言われるのは、BAN権限持った人の独裁になることです。

しかしながら、これも「独裁化したコミュニティからは離れる」という判断をすることができる、質の良い人が多ければ問題にはなりません。

独裁化すると離れられてしまうので、独裁化しないことが最適な戦略になるからです。

 

一方、独裁化しても存続しているコミュニティは、そもそも質が悪い可能性が高いです。「独裁化したコミュニティから離れる」という判断ができない人の集まりだからです。

 

まとめ

質の良いクローズドコミュニティは、オープンであるよりも合理的であることがわかります。

(まじめすぎる記事でした。)

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