取引所上場はファンダにはならない

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みなさんこんにちは

自分が買ってる仮想通貨が新規に取引所に上場するとうれしいですよね?うれしいのはわかります。

なんでうれしいんですか?

(↑煽ってないよ^^)

 

市場が大きくなって相場に追い風になることがあるからですよね。それはわかります。

でも、取引所上場はファンダメンタルにはなりません。なぜか?説明します。

法定通貨・仮想通貨の価値を数式で考える

↑比較的わかりやすい説明方法なのでまた使います。(項わけてるだけなんだけども)

$$ U\left(x_{token}\right) = U_{service}\left(x_{token}\right) + U_{brand}\left(x_{token}\right) + U_{others}\left(x_{token}\right) $$

とあるトークンには需要のもととなる効用があります。

それを支払って得られるサービスの効用とか、ブランド性の効用とか。

で、価格ってのは需要と供給の妥協の結果であって、価値ではないです。効用がその人にとっての価値です。

取引コスト

流動性がないと何が問題かというと、取引コストがかかっちゃいます。

たとえばzaifトークンを持っているとしましょう。

zaifトークンは現状では使い道がよくわからないいわゆる謎トークンです(将来的にはわかりません)が、ここでは今サービスと交換できると仮定してみましょう

例えば、zaifトークン1,000枚固定レートで、非売品の社長のサイン1つと交換できるとしましょう。

$$ U\left(x_{zaif}\right) = U_{service}\left(x_{zaif}\right) + U_{others}\left(x_{zaif}\right) $$

社長のサインをもらえるというサービスの効用があります。

 

とある人がいきなりあなたに1000zaifトークンをくれました。あなたはZaifに登録しておらず、bitFlyerのみ使っているとしましょう。

zaifトークンはbitFlyerで取り扱ってますか?してないですよね。bitFlyerに1,000Zaifトークン払えば朝山社長のサインもらえますか?んなわけないですね。加納さんのすらもらえないでしょう。

bitFlyerしか登録していないあなたは、Zaifに登録する手続きをしなけばサインはもらえません。ここで、Zaifに登録するには、住所を入力し、本人確認手続きをし、はがきを受け取り・・・という手続きをすることになりますが、このコストはゼロではありません。この例では、これが取引コストです。

 

なので、Zaifに登録してないあなたにとっては、Zaifトークンの効用は、Zaif登録コストを減じたものになります。

取引所に上場すると

ZaifトークンがbitFlyerに上場したと仮定しましょう。ただし、できるのは取引だけで、相変わらずサインと交換することはできません。

$$ U\left(x_{zaif}\right) = U_{service}\left(x_{zaif}\right) + U_{others}\left(x_{zaif}\right) $$

取引コストは減ります。なのであなたにとってのZaifトークンの効用は上がります。

ですがファンダメンタルにはならないんです。なぜか。相変わらずサインと交換できないからです。

変動レートでの交換ができるようになったところで、取引コストは下がりますが、ファンダメンタルにはならないんですね。

変動レートでの取引価格は効用(ファンダメンタルとして目に見える効用含む)からくる需要と、供給の妥協の結果であり、ファンダメンタルになるにはサインのように非完全変動レートで交換されることが保証されなければなりません。

EcoBitがbitFlyerに上場したところで、それは変動レートなのでファンダにはなりません。EcoBit運営が1ecobでスピルリナと交換してくれるとかないとファンダにはなりません。

SCAMを見抜け!~ecobit編~

XRPの例

XRPはリップルネットワークにおいて、取引手数料の支払い手段になると同時にブリッジ通貨にもなります。

なんのためにブリッジ通貨を用意するかというと、

ハブアンドスポーク方式

例えばですが、タイバーツとシエラレオネレオンを直接両替するなんて、できると思いますか?相当難しいですよ。用意してる人が多分少ないです。なので現状では、タイバーツを米ドルに換えてから米ドルをシエラレオネレオンに換えてたりするんじゃないですかね。

Rippleネットワーク内では、XRPに一旦換えてから送金し、現地でXRPを現地通貨に換えます。これなら、新規にとある国の通貨をRippleネットワーク内で使おうとなると、XRPとの交換さえできれば、どの国にも送金して現地通貨に換えることができるようになります。

なんでXRPを引き合いに出したかというと、XRPのブリッジ通貨としての役目はファンダメンタルにはならず、手数料決済手段であることこそがファンダメンタルであるという良い例だからです。

XRPがブリッジ通貨になることはRippleネットワークに多大な貢献をします。めちゃくちゃ便利になります。でもファンダにはなりません。効用からくる需要と供給の妥協の結果に従って交換するだけで、効用を作り出していないからです。

XRPはRippleネットワークの手数料決済手段なので、そこに効用があります。

 

まとめ

変動相場での交換は、効用からくる需要と供給の妥協の結果に従って交換しているだけであり、効用を生む交換ではありません!

(もちろん、期待感からくる短期的な価格上昇とかはありますよ)

ちなみに、個人的にはRippleは好きです。

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